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【ビックリマン】モンスーンVOL04とモンスーンEP1。

レビュー

今回は「モンスーンVOL04」と「モンスーンEP」。ビックリマン特集の刊です。

発行は2000年とそこそこ古め。

当時のMONSOON(モンスーン)というサブカル本なんですが、表紙のデザインが秀逸。本屋の売りばでこんな表紙を見つけたら気にならないはずがない…!

当時はよくわかりませんでしたが、今確認して見ると、左のMONSOON EPは、右のMONSOON VOL4に先駆けて発売された先行シングルという位置付けだったようです。


EPの方の特集。

こちらはVOL04の方。

先行シングルカットといいながら、EPの内容でVOL04に載っていない部分もあり。あとは、一部カラーがちがうとかそんな感じ。そして表紙はハードカバーとソフトカバー。

ビックリマン以外にもスチャダラパーなどの特集も掲載されています。

現在発行されているカタログ的な特集とは一線を画す、自由な内容。一応、開発者インタビューとかも載ってますが、「ビックリマンとか大好きな大人が楽しく作りました〜」という感じで、ファンブック的な部分も多い。モンスーンクルー(MONSOONの編集チーム)のノリ・2000年前後のストリートカルチャー(裏原宿〜明治通り〜宇田川町あたり)が色濃く出てます。

MONSOON VOL04の中で、モンスーンクルーが、小学館のコミックGOTTA誌上において、ビックリマンとゾイドの連載を開始しますというお知らせがあり、そちらもちょっと読んでみたかったです。

2000年当時はこういったサブカルチャーの流行りで(ぼくの周りだけだったかもしれないが…)、マガジンハウスのRelaxをはじめ、GASBOOK、SIM Magazineなどなど、結構購読していましたが、MONSOONはレイアウトとか配色はちゃめちゃなんだけど、なんとなく全体的に楽しさ(もしくはバカバカしさ)でまとまっているかんじがして、本というよりはおもちゃに近い感じで読んでいました。いまでもいくつか手元に残っています。

どうもこのVOL04で、モンスーンクルーも解散しているようで、MONSOONも終わったみたいです。今では中古市場で見つけるしかないですが、気になる人はブックオフなど探してみてください。