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【レトロゲーム】PS2 ドラッグオンドラグーン (DOD)無印を今さらプレイしてみましたのでレビューを・・・

レビュー

ニーアオートマタをプレイした後、世界観が繋がっているのか気になってプレイしてみました。
実際には世界線が違うのでパラレル世界の話となります。

結果、何とも言えぬ虚無感を味わうゲームでした。
噂は散々聞いていたので、鬱ゲームである事は承知の上でしたが、どのエンドを辿っても
プレイヤーにも主人公にも救いが無いのです;

あらすじ

それは封印と契約の物語。
帝国軍によって母国を滅ぼされた主人公カイム。
やがて大きく成長した彼は、連合国軍の傭兵になって闘いの日々を送っていた。
そんな中で、両親を死に追いやった、ドラゴンと出会う。
復讐のためには、この憎きドラゴンとも手を組むのか…

プレイヤーキャラクターは、自分の国を滅ぼされ、傭兵として生きている元王子のカイム。
ある日、戦いで傷ついたカイムの目の前に、1匹の瀕死のレッドドラゴンが横たわっていた。
カイムとドラゴン、彼らが助かる道はお互いの「契約」であった。
そしてドラゴンとカイムは助け合いながら運命に翻弄されながら生きていく。


ストーリー設定はすごく好きです、「ザ・ヒーロー!」というヒーローでもない所も好きですね。
ゲーム性としては、ク〇ゲーに分類される物だと思います(笑)
しかしかなりの中毒性があります、いまだ魅了され続けている人も多い。
何故なのか(笑)

DOD中毒を引き起こす原因は・・

BGMにの魅力かと思います、
毒々しさが漂う規則正しくも不規則なサウンド・・・
ほとんどがクラシックをオリジナルアレンジされたものだそうです。
しかし、プレイ中には「なんこの音楽」って思う奇妙で怖いBGMが多いです
不安にさせるような、ドーンッドーンッドーンッドーンッと繰り返す曲調、
ずっと聞いていると徐々に緊張感を高められ、繰り返される同じ曲が麻薬のように。
amazonの評価等を見てみると、不安定感がかなり評価されています(笑)
特にテーマソングの 「尽きる」 はやばいですね。(逆再生も実は歌詞が聞こえる‥)

こちらは通常再生

こちらは再販版の二枚組です、Vol1~2が聞けます。


初版シリーズ

さらには操作性の悪さ、不自由さに逆に嵌ってしまう人も。
主人公背面に近い設定のカメラワーク、視点を自由に出来ないので敵が見えなくなることがしばしば。
回復は敵に連続で切りつける事により落とす玉を拾うことで回復。自分で自由に行えない(笑)
ドラゴンに乗り無敵かと思いきや対魔法兵士やボウガン兵に攻撃されると強制退場。
仲間を召喚できるが時間制限付きで3回までしか召喚できない事。
真実エンドに行くには武器コンプしなければならないが、攻略を見なければ絶対に気付かない要素がある。
上げればきりがないくらい皆不満が大爆発しています。

キャラクター設定が狂いすぎている 。
残虐な主人公、カニバリズムするエルフ、ペドフィリア、近親愛などなど・・主要人物が全て変人変態という所も
ファンタジーなのに!?こんなの求めてなかったよ!( ;∀;)

そして最大のストーリーですが、不完全燃焼で終わらせるという
プレイヤーを置き去りにする結末( ^ω^)・・・
「なんなのだ、これは!どうすればいいのだ!」最後に叫ぶドラゴンのセリフです。
「結局なんだったんだよ!」と突っ込んでしまいました。
本当にどうすればいいんだ!?状態でした。
さらに裏設定などが多い為、ゲーム内では語られなかった情報は設定資料等を見なければ決してわからない部分も多数あります。
主人公の心情は小説版において詳細が公開されているなど。
コミックでは天使の教会の秘密について描かれているなど。
とにかくゲーム本編では情報が少なすぎるので、プレイヤーはかなり置いてけぼりを食らいます。
パッケージ裏には、「派手な魔法とコンボは爽快感バツグン!」等と書いてあるけれど、
シナリオには一才爽快感がない。(笑)



以上の事から、色んな角度からこの作品に何故か執着心がわいてしまうのです(笑)
私も全ルートのクリアをして、救いのある結末を望んだ一人であります、
全てを裏切られ、「なんだよ!」と悪態をついても
最後までやりきると、「楽しかったなこのゲーム」となっていたのには驚きました。
アクションというにはゲーム性も悪いし、カメラワークは死んでいるし
ドラゴンの操縦もなかなか難しい・・・。
けれどやりきった、感無量感が少しありました。
A~Cエンドまであり、Eエンドも終えるとこれで終わりなのか、もっと見たい知りたいとなっています。
Eエンドまでやると 正に虚無感。
DODで得られなかった何かを得る為にDOD2をプレイせざるをえない義務感、心理状況に陥ります。
ニーアオートマタとはまた別物の中毒性です。

このク〇操作性がDODと言わしめられる意味がわかりました。
凄くお勧めしたい一品ですが、胸を張って面白いよ!とオススメしにくい作品です。
苦しい戦闘、救われないストーリー、それでも気になった方には特におすすめしておきたい作品である事は間違いないです。

ニーアオートマタのおかげで、
いまだにフリマやオークション等で中古販売もすぐに売れてしまう人気作品、小説やコミックも製作されています。
やり終えて魅力に嵌ってしまう人は、これからも続出するのではないでしょうか。
DOD2はまだ始めたばかりですので、またクリア次第記事にしようかと思います。

Eエンドの終盤弾幕をクリア出来ない人用に置いておきます。
PAUSEして打ち込む、PAUSEして打ち込む!を繰り返せばクリア出来ます。(あとは曲を覚えるという手も…)
頑張って攻略してください。
▲▲ 〇〇〇 ▲ 〇〇
〇 ▲ 〇〇〇〇 〇
▲ 〇 〇〇〇 〇 ▲
▲ 〇 ▲ ▲ 〇 ▲ 〇 ▲ 〇 ▲ 〇
▲ ▲ 〇 ▲ ▲ 〇
▲ 〇 ▲ 〇 ▲ 〇 ▲
〇〇〇 ▲▲▲
〇 ▲ 〇 ▲ 〇〇 ▲▲▲ 〇〇〇
▲ 〇 ▲ 〇 ▲ 〇 〇

DODシリーズ 中古品は500~600円程で購入出来ます。


ストーリーは1作目と繋がっており、主人公は別人になっています。

DOD3は1作目よりも前の話になるようです。

↓DODシリーズの資料集はこちらのBOXでも網羅できます。

ニーアシリーズ (中古相場は2000円~3000円)
レプリカントはDOD1のEエンドから 1300年後/1400年後の世界。


レプリカントの主人公違い

前作レプリカントのさらに数千年後の世界 (中古相場は3500円程)

ヨルハエディションは追加DLCが入った状態でプレイできます。

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